11日 エアクリーナー交換
ブレーキパッド交換が終わった時点で時間はあと一時間しかなかった。

おまけに雨まで降り出す。

写真撮りながら交換は本当に時間がかかる。
実際HPに上げる写真は数枚でも撮影するのは一作業単位でやっているのだ。

まず作業に邪魔なバッテリーをはずしてしまおう。はずすときはマイナス側からはずすこと。
はずしたらけ飛ばさないところにおいておくこと。倒したりしてはいけない。爆弾を扱っているような気分で扱いましょう。

バッテリーを固定している金具をなくさないように・・・はずすと落ちていく金具もあるので注意。

はずしたらノーマルのエアクリーナーをはずしましょう。バッテリーの奥側にある黒いBOXがエアクリーナーBOXです。その中にフィルターがはいっていてゴミを取り除いている訳なのですがこのBOXごとはずして社外エアクリーナーを取り付けます。

取り付け前、取り付け後の2コマくらいで説明がしてあるとても親切な説明書がついてくるのでたぶん大丈夫です(^.^;。

作業前・・・画質悪・・・(−−; 御邪魔虫のバッテリーをはずす

まずエアフロの脇についている端子をはずす。はずし方は、針金のピンでエアフロ側の端子に引っかかっているのだけれどマイナスドライバーなどでピンを少しずらして引っこ抜く。左右片方ずつやると楽。針金はなくさないように(針金は完全にはずさない方がよい)。
もう一つだいあぐのーしすと英語でかかれたものがひっかかっているがこれもはずす。プラグコードを引っかけている方はそれもはずしておく。

あとはエンジン側からエアフロに繋がっている空気の通り道(ぶっといホース)があるがエアフロから外れないようにバンドがしてあるので弛めておく。

矢印の場所をはずしておく。 ノーマルのホースの場合は黒いのでよろしく

エアクリーナーBOXは上下二つに分かれるのだがよくみると金具がついているのがわかるはず。指で簡単に(結構きつい場合もあるがマイナスドライバーつっこめば何とかなる程度)はずしていきましょう。

これでようやくBOXの上側とエアフロが外れます。かぱっとBOXを上に持ち上げてエアフロをホースから抜き取るような感じです。なんかの線をぶちっと引きちぎらないように注意しましょうね。ついでに中に入っているフィルターもとっちゃいましょう。純正品も純正交換タイプ社外エアフィルターもだいたいフィルターとわかるような形、質感をしています。虫や埃などできったないと思いますが別にねじで止まっているわけではないので取り除きます。

この金具を5カ所はずしましょう かぱっと上半分がとれます
ホースから引っこ抜けば分離成功 我が身を汚くして空気を清浄してくれる御方

さてBOXの下半分が残ったままなのですがボディにがっちり固定しているボルトが3つあるので3本ともはずします。
さらにバッテリーの端子からきているコードにプラスチックのバンドでとまっているのでこれもはずします。

3カ所ボルトをはずす 最後の悪あがき・・・これもはずす

はずしたらBOXを持ち上げます。プラスチックのエアの通り道がBOXにつきささっているのがわかると思いますがただささっているだけなのでそのままBOXを引き上げれば抜けるはずです。さらにそのプラスチックのエアの通り道もボルトでとまっているのではずしてしまってよいです。2カ所くらいでしかとまってません。ちなみにこれを残しておいて空気の通り道を確保しているかたもいらっしゃいます。でも空気の入り口のけいじょうが・・・なのであまり意味無いと思います・・・できればはずしちゃいましょう。

さらにそれをはずすとその下にレゾネータというプラスチックのエアタンクがあるのですがそれをはずすのはボルトをはずしてから下に潜るかタイヤをはずしてアンダーカバーをはずしてはずす必要があります。オラの場合吸気量を増やすためにすでに取り外し済みなので省略。別についててもエアクリーナー取り付けに関してはなんの問題もないです。

ようやくとりはずし成功 このプラスチックの空気の通り道もはずしてよい

ノーマルのエアクリーナーBOXをいきなりかたづけないように!エアフロがナット4つで止まってるでしょ?それをはずしてエアフロとBOXを分離します。金具でナットが外れないようにしているけれどマイナスドライバーをボルトとの隙間に入れてくいっとひねればナットが外れるようになります。ナットをはずすとかぱっとエアフロがはずれます。BOXは落としていいけどエアフロは落とさないように・・・。ナットは再利用しましょう。

これが重要なのだ 金具を押し曲げてでもボルトを4つはずす
しぶとくここにもボルトが・・・ 分離完了

あとはニューエアクリーナーを組み立てるだけなのだがなんとその段階でもう仕事開始30分前ではないですかー(−−; ちょっと焦った・・・。ブレーキパッド交換してジャッキアップしたままタイヤのボルトもまだ本締めしてない・・・。作業の後片付けの時間も必要なのだ・・・。でもせっかくはずした物を戻すのもなんなのでとりあえず写真撮影の数を減らして作業。

今回取り付けるエアクリーナーはAPEXのパワーインテーク。オラは2度目の装着。前期で自作エアクリーナーにする前に3年ほど取り付けていたことがある。その効力は雑誌などのテストでは他社製品を圧倒する。なんといっても洗ってまた使える(^.^; ActivEにもほとんどついてない。オラは人と同じ物があまり好きではないのでその点は嬉しい。もちろん効果は組み合わせにもよるがなんといっても個人が一番いいと思う物がいちばんよいのだ。

取り外した部品。エアフロは再利用。 これがAPEXのパワーインテーク

先にエアクリーナーを組み立てた方が作業は楽。エアフロの先ほどBOXと分離した部分に、やはり先ほどはずしたナットでエアクリーナーに付属の車種別の取り付け部品を取り付ける。ゴムパッキンがついていると思うのでエアが漏れないようにしっかりと締め込もう。

車種別の取り付け部品に付属のパッキンを挟んでエアクリーナー本体を付属のボルトで締め付ける。ここで問題発生。この時一緒に車体に固定する専用ステーも取り付けるのだがオラはARCのインダクションBOXがついているためステーが合わないのだ(T_T)。買い出しに行っている時間もないのでステーは後回し・・・。とりあえずエアクリーナー本体をしっかりと固定。

これで組み立ては完了。

そしたらエアフロをエンジンからきているエアホースに接続します。ここは元通りバンドでしっかり固定。この段階では仮締め程度で良いです。

そしたらエアクリーナーにつけたステーを説明書通りにボディーに仮固定します。ダイアグノーシスを取り付けるためのステーもありますので注意してください。純正の金具もつかいますのでそれもノーマルエアクリーナーBOXからはずしてとりつけましょう。オラは今回この作業を後回しにします。これでエアクリーナーの位置が完全に決まるのであとはそれぞれ本締めします。

通常は絶対にステーはつけときましょうね。ステーで固定しないとエアクリーナーは走行時に激しく揺れてあちこちにぶつかって形が崩れたり最悪の場合エアフロが外れたらエンジン止まりますので・・・。車検も通らないしね・・・。

ちなみにエアフロ以降のエンジンまでの間ででエア漏れがあるとエンジンがかからなくなったりかかってもすぐ止まったりします。101APEXはエアフロで空気の量を計ってその空気量に対して燃料を噴射しているのでエアフロ以降に大量に空気が入ってくると当然空気量に対してガスの量が少なすぎて止まります。たぶん最悪の場合エンジン壊します。

エアフロよりも先、つまりエアクリーナーをはずして直で空気吸うのは一応エンジンかかります。ただゴミをそのまま吸いますので絶対にやめましょう。

ここまで考えると自作エアクリーナーでもいけるの?って気がしますよね?もちろんいけますよ(>y<)。エンジンにゴミが入らなくてなおかつ空気を良くとおすものをエアクリーナーのかわりにエアフロの前につけてあげるだけです。もしくは集塵効果抜群のかわりに空気の通りがわるいという材質であれば空気に触れる面積を増やして空気のとおる道を増やしてやればいいだけの話なのですが。おすすめは掃除機用フィルターの加工です(*`▽´*)。

ただメーカーのものは空気の整流効果などいろいろ考えてつくられているのでそちらのほうがお勧めではありますが金がないとき等人はいろいろ知恵をつくすものですヾ(´▽`;)ゝ。

付属の車種別キットを組み込む 付属のパッキンをつけて
フィルター本体を装着。 必ずステーもつけましょう
ダイアグノーシスも付属のステーを利用 あっ・・・上下逆・・・( ̄□ ̄;)!!

しっかりとエア漏れのないように、またエアクリーナーがぐらつかないようにボルトなどを締め込んだら一番最初にはずしたエアフロの端子をはめ込みましょう。それと同時にダイアグノーシスも金具に固定します。
これでエアクリーナーの取り付けは終わりです。
ちなみにまちがえてフィルターを上下逆につけてしまったけれど問題はないし時間もないので今回はこのまま。見た目が気になる人はフィルターのつなぎ目が見えないように上下に注意しましょう。

バッテリーを元に戻しましょう。端子はプラスからとりつけてマイナスです。作業は要注意ですよ。

たかがエアクリーナー交換にこんなに長い記事をかいてしまった・・・(−−;

素人の素人による素人の為の政治・・・じゃなかった記事。
参考程度にね。ちなみに今回軽くするためかなり画質落としてます。
写真撮影しなければ30分あれば終わる作業です。

あとはせっせと車をおろしてタイヤのナットを本締めして片づけをして作業一旦終了。
そして仕事のために80キロ先のホテルに一時間で移動。仕事とはお得意さまの企画のお食事会。旨い飯をくっておもしろいバンドの演奏をきいて無事事なきをえました。